偽のMicrosoft公式ロゴつき警告表示で不正送金被害多数、消費者庁が注意喚起
「Windows Defender セキュリティ センター」等を騙り、遠隔操作可能な状態に誘導
消費者庁は9月28日、偽の警告表示に「Microsoft」のロゴを用いて信用させ、ウイルス駆除等を行なうなどと称して多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起を行なった。2021年2月19日に消費者庁が注意喚起・公表したものとほぼ同様の手口だが、新たにパソコンを遠隔操作してネットバンキング送金が行なわれる事例などが確認されている。
本件の手口は、パソコンでWebサイトの閲覧などをしていると、「Microsoft」のロゴに併せて、「Windows Defender セキュリティ センター」や「検出された脅威:トロイの木馬スパイウェア」、「Windows サポートへのお問い合わせ:(電話番号)」等の偽の警告が表示されるとともに、ピーといった警告音や「コンピュータのロック解除をするにはすぐにサポートに連絡してください」などのアナウンスが流れるというもの。
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出典:窓の杜